オニバスとは?
スイレン科オニバス属 Euryale ferox Salisb.

本州,四国,九州のやや富栄養化した湖沼,ため池,河川などに生育する一年生の浮葉植物。
かつては普通に見られた植物だったらしいが,今では全国的にも珍しい植物になってしまった。
茨城県でも「絶滅危惧種」とされている。
(茨城県「絶滅のおそれのある野生生物<植物編>)

花・種以外の体全体にするどいトゲがあり,指などでさわるとかなり痛い。
オニバスの葉はほぼ円形をしていて,大きなものは1.5mから2mにまでなるといわれている。

8月〜9月にとても美しくて小さな花を咲かせる。
大部分は花を開かないで種を作り,水面に多数の種をばらまく。(私たちの観察では
1株から500個以上の種がばらまかれた。)種は2,3日水面に浮かんで広がり,その後沈む。

1972年以前には霞ヶ浦高浜入に大きな群落があったそうであるが,今はまったく見られない。

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